C4チャージャー付属の説明書から一部を抜粋して日本語化しました。
安全上の注意(必ずお守りください)
バッテリーの液漏れや発熱、破裂、発火の原因となりますので、必ずお守りください。
- 充電式以外の電池を使用しない。
- 高温多湿の場所で使用しない。使用中はクーリングファンを塞がない。
- パラメーターを必ず確認する。
- 充放電が完了したらすぐにバッテリーを取り出す。
各部の名称
タスク設定
単三型充電池なら4本、単四型充電池なら2本同時に、18650リチウムイオンバッテリーは2本、26650リチウムイオンバッテリーは1本充放電可能です。
複数のバッテリーを組みあわせて充放電することもできます。
※18650や26650は全長65〜66.7mmのセルが利用可能です。
※プロテクト回路付きのセルはバッテリースロットに入らない場合があります。
オートマチックモード
- 充電器をACコンセント(100~240V)に接続します。
- バッテリーを本体にセットするとその種類を自動検出し、ディスプレイに表示します。
ブザーが鳴って3秒後、下図のような充電状態を示す表示に切り替わります。
1. バッテリータイプ 2. 動作モード
3. 充電容量 4. 充電電圧/電流
5. タスク経過時間 6. 内部抵抗/温度
7. 電圧カーブ 8. タスクバー 9. 充電率
10. 放電率 11. 充電完了 12. サイクル率
タスクバーのアイコンはオレンジが充電、マゼンダは放電、ブルーは放電/アナライズのタスク実行中を表しており、タスクが完了するとグリーンのチェックマークが表示されます。
タスク実行中に上/下ボタンをタッチすると詳細情報を確認できます。
マニュアルモード
- 充電器をACコンセント(100~240V)に接続します。
- バッテリーを本体にセットするとその種類を自動検出し、ディスプレイに表示します。
ブザーが鳴っている3秒以内に上/下ボタンをタッチするとオートマチックモードが解除され、パラメーターを自由に設定できるようになります。
変更できるパラメーターは以下のとおりです。
- Battery:バッテリー種別
- Task:Charge(充電), Discharge(放電), Storage(保管), Cycle(サイクル充放電), Activation(活性化), Analysis(分析)
- Current:充電/保管 0.1~3.0A, 放電 0.1A~1.5A
- Cycle:サイクル回数 1~99回
- Start:タスク実行
- Back:戻る
バッテリーの種類を確認する方法
通常、バッテリーの外装にその種類や定格電圧が表示されています。
充電器はバッテリーのスロット位置と電圧に基づいて自動的に種類を識別します。 もし充電器が間違ったバッテリーを選択した場合は、手動で種類を選択してください。
* NiZn、LiHvバッテリーは手動で選択する必要があります。
バッテリー種類ごとのデフォルト設定
充電電流の確認方法
バッテリーの充放電容量は「C」の値で表示されます。
充電容量が5Cの1000mAhバッテリーの場合、最大充電電流は1000 × 5 = 5000mAになります。したがって、最大充電電流は5Aです。
リチウムバッテリーの充電C値がわからない場合は、安全のために充電電流を1C以下に設定してください。
過大な充電流はバッテリーの寿命に影響を及ぼすだけでなく、加熱や爆発を引き起こす可能性があります。
C値と充電時間の関係:充電時間≧60分/充電C値(1Cで充電を完了するのに約60〜70分必要)バッテリーの変換効率によって充電完了までの時間が長くなることがあります。
ストレージ(保管)機能
バッテリーを長期間使用しない場合は、ストレージ機能を選択してください。
この機能では、バッテリーが予め設定された電圧よりも低いと充電タスクを、高いと放電タスクを自動的に開始します。
サイクル充放電機能
充放電を最大99回繰り返し、NiCd/NiMH電池のメモリー効果を取り除く機能です。
活性化機能
過放電等が原因でバッテリーの電圧が極端に下がった場合、充電器は充電不能と識別しますが、この機能では低電流で充放電を繰り返してバッテリーの電圧回復を試みます。
活性化を2~3回繰り返しても充電できない場合は、バッテリーを交換してください。
※この機能はバッテリーをセットして使用してください。
分析機能
長期間(2週間以上)保存されていたバッテリーや、放電性能が落ちたバッテリーに使用して状態を確認できます。この機能でバッテリー容量を計測してマッチドバッテリーを作成することもできます。
USB充電ポート
USBポートの最大出力は2.1Aです。 充電器はバッテリーとモバイルデバイスを同時に充電することができます。(USB充電時にはバッテリー充電側の出力が減少します)
内部抵抗測定機能
充電器はセルの内部抵抗を測定する機能を備えています。バッテリーの放電能力が高いと内部抵抗値は低くなる傾向にあります。
充電電流が流れているあいだは正確に計測できないため、充電を一時的に中断して計測します。したがって、充電中に電流が急激に変化するのは故障ではなく正常な現象です。
充電完了
充電が完了するとチェックマークが表示されます。
その際にバッテリーの電圧が若干低く表示されることがありますが、これはバッテリーの使用回数が増えて性能低下していることが原因です。
また、大きな電流でバッテリを充電すると、充電が完了した後の電圧低下も大きくなります。
バッテリーのショート/逆接保護
バッテリーのプラスとマイナスを逆にしたりショートしたりすると、充電器はトラブルが解決するまでエラーとスロット位置を表示し続けます。
システム設定
バッテリーがセットされていない状態で「〇」ボタンを長押しすると、システム画面が表示されます。
- System Information:システムソフトウェア情報
- Factory Parameter:工場出荷時設定にリセット
- Language:デフォルトの言語設定
- Volume:音量(高・中・低・オフ)
- Backlight:バックライトの明るさ (高・中・低)
- Capacity Limit:バッテリ容量の最大値
- Auto Charge:自動充電の待機時間
- Cycle Display:サイクルモードの詳細を手動または自動で表示
- Back:戻る
ファームウェアのアップデート
ファームウェアは常に更新されています。最新のファームウェアの詳細については、iSDTのWebサイトをご確認ください。
アップデート手順
- C4のマイクロUSBポートにパソコンを接続します。
- C4の電源を入れると自動的にファームウェアアップグレードモードに入ります
- アップデートプログラムを起動し、表示された手順に従って更新を実施してください
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